12月3日午前、四川省において「WIPO四川国際知的財産権紛争調停センター」の開設式が正式に行われた。本センターは、知的財産権分野での裁判外紛争解決手続（ADR）の交流と協力を強化することを目的とし、世界知的所有権機関（WIPO）との連携に基づき設立されたものである。
開設式には、四川省高等人民法院の秦海常務副院長や省市場監督管理局の趙輝副局長が出席し、それぞれ挨拶を行った。また、四川省の国際知財紛争に対応する調停員候補の名簿が、省市場監督管理局から省高等人民法院に引き渡された。
今回設立された「WIPO四川国際知的財産権紛争調停センター」は、四川省内で発生する国際的な知財紛争に対応する専門的な調停機関として機能する。これにより、知的財産権に関する「調停依頼」を受け付け、効率的かつ公平な紛争解決を目指すとしている。
出所：中国保護知識産権網
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