国際知的財産権保護協会(AIPPI)の2024年総会が、10月19日から22日まで中国浙江省杭州市で開催されることが発表された。AIPPIが発足してから127年の歴史の中で、総会が中国で開催されるのは今回が初めてとなる。
中国国際貿易促進委員会(CCPIT)の王琳潔報道官は、9月29日の定例記者会見で総会の準備状況について説明した。王報道官によれば、今回の総会は国際化と専門性を強調しており、90か国以上の国や地域から2000名以上の参加者が集まる見込みである。そのうち、1400名以上は外国からの参加者で、世界知的所有権機関(WIPO)、AIPPI、欧州特許庁、米国特許商標庁、日本国特許庁などの主要な知財機関の代表者や専門家が出席し、講演や討議を行う予定だ。
今回の総会のテーマは「知的財産権のバランスの取れた保護とイノベーション発展」であり、開幕式や歓迎レセプション、文化の夜、女性弁護士のイベント、若手会員フォーラム、閉幕式など、様々な関連イベントが行われる。さらに、特許、商標、著作権、知的財産権行使に関する4つのテーマで研究決議案が議論され、実務的かつ充実した内容になると期待されている。
出所:中国保護知識産権網
The content of this article is intended to provide a general guide to the subject matter. Specialist advice should be sought about your specific circumstances.