2022サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は熱気に包まれる中、ワールドカップ関連グッズが消費者から人気を集めている。広東拱北税関傘下の横琴税関は、W杯エンブレムなどの商標を使った偽グッズの 摘発に力を入れている。同税関はこのほど、越境EC(電子商取引)ルートで827点の偽グッズを押収した。

税関は11月15日、ある貿易会社が越境ECの一般貿易方式として輸出を申告した小包を不審に思い、開梱検査したところ、FIFAやカタール大会のエンブレムなどが印刷されているTシャツとユニホーム、サッカーなどの商品を大量に発見。押収された商品は計827点で、権利者に鑑定してもらったところ、全て権利侵害品であることを判明。事件はさらなる調査が進められている。

税関の関係者は、知的財産権税関保護特別キャンペーン「龍騰行動2022」を着実に推し進め、取り締まりの強化を表明した一方、輸出入企業に対して「知的財産権保護の重要性に対する認識を高め、法律を順守し、権利侵害品の輸出入をしないように」と注意を呼びかけている。

出所:中国保護知識産権網

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