中国のインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)と北京知的財産権保護協会が北京で共同で開催した「人工知能特許の活用による産業発展促進」フォーラムで、「百度人工知能(AI)イノベーションと特許白書2023」が発表された。この白書には、人工知能の大規模モデル、クラウドとAIの統合、自動運転、スマート検索などにおける百度の取り組みと実績がまとめられ、百度の人工知能特許分野でのリーディングポジションが示されている。

 百度が人工知能特許に関して白書を発表するのは今回が3回目となる。白書によると、百度の人工知能特許の出願件数は世界で2万4000件以上、中国国内で約1万8000件に達している。昨年、百度は5件の中国専利賞を受賞し、そのうち2件は銀賞、3件は優秀賞で、関連分野は自動運転、コンピュータビジョン、自然言語処理、地図などの領域に及んでいる。また、人工知能特許の出願件数は5年連続で中国トップを維持している。

 さらに、白書では、北京人工知能産業知的財産権運営センター傘下に設立された量子コンピューティングセンターをはじめ、百度の人工知能特許の創造、運用に関する実践例が紹介されている。

出所:中国知識産権資訊網

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