1月15日、中国国務院新聞弁公室が記者会見を開き、昨年の知的財産権関連の進捗状況を発表した。国家知識産権局の胡文輝副局長によると、2024年に中国で認可された特許は104.5万件で前年比13.5％増加した。登録商標は478.1万件（同9.1％増）、集積回路の回路配置設計登録は1.1万件に達した。
昨年末時点で、中国国内の特許の有効件数は475.6万件に上り、その中でも高価値特許は197.8万件に達し、前年同期比で18.8%増加した。高価値特許の1万人当たりの保有数は14件に達し、当初の「十四五」計画における目標を前倒しで達成した。
国際出願では、PCT（特許協力条約）に基づく国際特許出願、ハーグ協定による意匠の国際出願、マドリッド協定に基づく商標の国際登録など、中国の申請者は世界のトップレベルを維持している。特にハーグ協定を利用した意匠登録出願は4868件（同29.5％増）で世界首位に躍進した。高価値特許のうち13万件が海外での承認も得ており、「第13次五カ年計画」終了時と比べて約2倍に増加した。
企業の取り組みも顕著で、昨年末時点の国内企業が保有する有効特許は350万件超に達し、全体の73.7％を占める。特許の産業化率は53.3％となり、5年連続で上昇傾向を示した。技術革新の現実的な生産力への転換が進展している状況が浮き彫りになった。
出所：中国政府網
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