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江蘇省において、特許予備審査の人的・物的資源を省内で広域的に調整する新たな仕組みが初めて活用され、迅速な権利化が実現した。江蘇恩華薬業が出願した2件の特許が、地域をまたぐ予備審査調整を経て、国家知識産権局から正式な特許権を取得した。これは、「特許出願に対する精密なサービスを通じたイノベーション支援」を目指す試行プロジェクトにおいて、江蘇省が全国に先駆けて成果を上げた事例と位置付けられる。
江蘇省は、同試行プロジェクトの第一陣指定地域として、省知識産権局の下に省知的財産保護センターを基盤とする「特許予備審査調整センター」を設置した。同センターは省内全域をカバーし、特許予備審査に関する広域的な調整と共同管理を担う。迅速な対応とリソース共有を特徴とする新しい特許出願支援体制の構築を進めている。
今回の事例では、徐州市に本拠を置く恩華薬業の2件の発明について、同市の知的財産保護センターが担当する予備審査の対象分野に該当しなかったため、企業が調整センターへ広域調整を申請した。センターは直ちに調整手続きを開始し、当該技術分野の審査能力を持つ泰州市知的財産保護センターへ案件を振り分けた。予備審査を通過した後、案件は迅速審査ルートへ移行し、出願から権利化までの期間はわずか85日間に短縮された。
この事例は、省内に散在する特許予備審査のリソースを柔軟かつ効率的に活用することで、審査効率の向上とリソース配分の最適化を同時に実現できる可能性を示した。省知識産権局は今後も試行事業を発展させ、特許予備審査リソースの広域的な統括・調整メカニズムをさらに整備し、省全体の知的財産保護・サービス体制の高度化を図る方針である。
出所:中国保護知識産権網
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