世界知的所有権機関(WIPO)が近日、「WIPOグローバル・アワード2025」の最終候補者を発表した。浙江省のカーボンワン・ニューエナジー(杭州)と宇樹科技(Unitree Robotics)が、95か国から寄せられた780件の応募の中から選ばれ、ファイナリスト入りを果たした。
WIPOグローバル・アワードは、知的財産を活用して経済成長を促進し、社会貢献を果たす中小企業やスタートアップ、大学発ベンチャー企業を表彰する国際的な賞である。今回、浙江省の2社がトップ30に選出されたことは、「浙江省知的財産権保護・促進条例」の施行後に得られた重要な成果として高く評価されている。
浙江省は今後、「知的財産サービス専門官制度の導入によるイノベーション促進」や「戦略的技術開発への知的財産サポート強化」を推進する方針である。これにより、企業の知的財産マネジメントを一層強化し、中国全体の知的財産強国構築に向けて「浙江モデル」を世界に発信していく考えだ。
出所:国家知識産権局公式サイト
The content of this article is intended to provide a general guide to the subject matter. Specialist advice should be sought about your specific circumstances.