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中国の中華全国工商業連合会(工商連)が発表した「2025年研究開発投資上位1000社民間企業イノベーション状況報告」によると、2024年の中国民間企業による研究開発(R&D)投資は全体として安定的に増加した。同時に、イノベーションの成果も量・質ともに向上している。
報告によれば、上位1000社のR&D費用総額は1兆4300億元に達し、前年より2.78%増加した。平均研究開発強度(売上高に占めるR&D比率)は3.59%と高水準を維持している。
技術革新の成果も顕著で、国内外での有効専利(特許、実用新案、意匠)の保有件数は142万8100件に達し、前年から27.58%増加した。このうち特許は59万4600件で、15.55%の伸びを示した。標準化分野でも進展がみられ、144社が国際標準の策定に参加し、62%を超える企業が国家標準、業界標準、団体標準の策定・実施に関与している。
また、科学技術と産業の融合も一段と深まり、2024年の売上高は39兆9200億元で前年比6.87%増、総利益は2兆3100億元で7.85%増を記録した。さらに、約30万件の有効特許が産業化され、総生産額は1721億5300万元に上った。
国際的にも存在感を高めており、2024年の世界R&D投資上位1000社のうち、中国の民間企業は112社がランクインした。これら企業の平均研究開発強度は7.42%に達し、中国民間企業の技術革新能力が世界的水準へと近づいていることを示している。
出所:国家知識産権局公式サイト
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