月6日、5G商用化から3周年を迎えた。中国国家知識産権局（CNIPA）知的財産権発展研究センターが5G標準規格の標準必須特許（5G-SEP）に関する報告書を発表した。同報告書によると、世界で発表された5G標準必須特許数は21万件余りで、4万6879の特許ファミリーがある。5G関連の必須宣言特許ファミリーの中で、中国が世界最多を保有し、全体の40％近くの1万8728の特許ファミリーを有する。

統計によると、出願人の中で、中国のファーウェイは6583の特許ファミリーで世界の14%のシェアを占め、1位にランクされている。2〜5位はクアルコム、サムスン、LG、OPPOが続く。世界トップ15の特許出願者のうち中国企業は7社で、米国、日本、欧州、韓国が2社ずつ。5G標準必須特許の展開が最も多い国・地域は順に、米国（4万6123件）、中国（3万9224件）、欧州（3万704件）となっている。

報告書はさらに、5G標準必須特許に関連する技術的方向も分析した。「ワイヤレスリソース管理」が引き続き5G標準必須特許の最も重要な技術方向で、46.9％を占める。これに続くのはアクセステクノロジー、マルチキャリア伝送、チャネルコーディング、コアネットワーク及び次世代アクセスネットワークで、これら6つの技術方向における5G標準必須特許の数が全体の89.8％を占める。

出所：国家知識産権局公式サイト

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