中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)のここ2年の新規特許出願が年間1万件を超え、21年末時点の特許出願件数が20万件以上、特許取得件数が11万件以上となった。また、特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願件数が5年連続で世界一となっている。6月8日、深セン市で開催された華為のイベント「イノベーション・知的財産権フォーラム2022」でわかった。



華為の宋柳平最高法務責任者(CLO)はフォーラムで、「華為は、自社の特許と技術をライセンス付与することで、イノベーションの成果を世界に共有したい」と述べ、過去5年間で同社の4G/5G通信関連の特許が20億台以上のスマートフォンで利用されているとした。また、毎年約800万台のコネクテッドカーが同社の4G/5G関連特許ランセンスを取得し、ビデオ分野では、260のメーカーと10億以上の端末製品が、パテントプールを通じて同社のHEVC特許ライセンスを取得したと紹介した。

当日のフォーラムで、華為は隔年に実施される「十大発明」賞の受賞項目を発表した。受賞した発明は、加算器ニューラルネットワークから、多目的ゲームアルゴリズム、ヘッドアップディスプレー(HUD)まで多岐にわたる。

出所:中国打撃侵権工作網

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