中国のコネクテッドカー関連製品を手掛ける「博泰車聯網(PATEO CONNECT+)」と通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)はこのほど、特許クロスライセンス契約及び関連協力協定を締結したと発表した。協力協定は、車載ネットワーク(IoV)分野における双方のグローバル特許を含み、PATEOの製品を使用する完成車をカバーするという。

 両社のクロスライセンス契約の締結は、IoV分野における双方の知的財産権の優位性をさらに強固にした。今回の合意により、PATEOは、ファーウェイの通信機器分野における標準必須特許(SEP:Standard-Essential Patent)及び一連関連技術のライセンスを取得した国内初のIoV一級サプライヤーとなる。PATEOは、ファーウェイの保有するSEP特許を、世界範囲で自社の製品に利用することが可能となり、PATEOの製品を導入する自動車メーカーが、特許ライセンス料を繰り返し支払う必要がなくなる。

 今回の契約により、IoV業界の知的財産権協力とイノベーションの活性化が促進できることが期待される。

出所:中国知識産権資訊網

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