広州知識産権法院は裁判活動を確実に推進し、イノベーションを奨励、保護する知的財産権の役割を活かせるよう取り組んでいる。今年1〜8月、同法院が受理した各種類の知的財産権事件は9078件、結審件数は8170件、裁判官1人当り結審件数は231件にそれぞれ達している。9月19日午後、広東広州知的財産権裁判官協会と北京大学粤港澳グレーターベイエリア知的財産権発展研究院が共催したセミナーでわかった。
先端分野、重点分野の知的財産権保護について、広州知識産権法院は情報通信や人工知能、バイオ医薬、新素材、新エネルギー、植物新品種などに関わる技術紛争事件の裁判活動を全面的に強化している。1〜8月の専利（特許、実用新案、意匠）紛争事件の受理件数が4627件、結審件数が3724件で、結審された紛争事件の内訳は特許が238件、実用新案が664件、意匠が2717件、その他が105件となっている。
広州知識産権法院はまた、有名ブランドの保護強化や、悪意ある抜け駆け登録の取り締まりにも注力している。1〜8月、同法院は各種の商標権紛争事件を416件受理し、前年同期に比べ22.92％増加し、結審は381件、同39.05％増加した。
出所：中国保護知識産権網
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