最近、中国の大手自動車メーカーである東風汽車集団の2022年知的財産権年次総会が、湖北省・武漢市で開催され、同社の第14次五カ年計画（2021−25年）期間中の知的財産権企業行動計画が発表された。当日の会議では、湖北省と武漢市の知識産権局が東風汽車に知的財産権保護ステーションのプレートを授与し、湖北省自動車業界初の知財保護運用ステーションが正式に運営を開始した。
東風汽車の発表によると、2021年、同社の年間専利（特許、実用新案、意匠を含む）出願件数が4798件、年間特許公開件数が4169件で、国内自動車メーカーの1位となった。また、昨年の専利登録が2559件で、国内自動車メーカーのトップレベルに達し、昨年末現在の有効専利保有件数が1万4174件、国内3位となっている。第22回中国特許優秀賞の受賞数は3件で、全ての専利出願のうち、特許が占める割合は86%だったという。
関係者によると、東風汽車知財保護運用ステーションは自動車部品やコネクテッドカーなどの優勢産業を中心に、知的財産権保護の強化を後押しし、知的財産の移転と実用化を効果的に促進していく方針であるという。
出所：中国保護知識産権網
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