中国国家知識産権局（CNIPA）はこのほど、山西省陽泉市で「華北地域における地域連携型特許転化マッチングイベント」を開催した。同局が主導する今年度初の地域間連携型マッチングイベントであり、研究成果と産業ニーズの深い融合を通じて、特許技術の実用化を加速することを目的としている。国家知識産権局の盧鵬起副局長、山西省の景普秋副省長が出席した。
イベントでは、山西省の産業発展に資する100件、華北地域の需要に合致する1000件の特許技術が公開され、新エネルギーや新素材分野のプロジェクトピッチが行われた。この中の11件の特許技術に関する契約が締結され、契約総額は3900万元（1元は約20.2円）超に達した。
北京市、天津市、河北省、山西省、内モンゴル自治区などから知的財産関連部門や大学、企業の関係者がイベントに参加した。地域間連携による特許活用の新たな展開が期待されている。
出所：国家知識産権局公式サイト
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