最近、中国国家知識産権局(CNIPA)が「国家知的財産権保護モデル区建設方案」を発表した。2025年までに全国に約20カ所のモデル区を建設することで、 知的財産権保護をより厳格にし、社会的満足度を高い水準にして維持し、知的財産分野における国際協力と競争力がさらに強化され、国家安全保障上の利益が効果的に維持され、科学技術革新、産業の高度化、高品質の開発を促進する上での知的財産の役割がより顕著になっていくよう着実に推進する計画を明らかにした。
この計画は、知的財産保護の全体的な展開の強化、知的財産保護の法治化レベルの向上、知的財産権の全チェーン保護の強化、知的財産権保護メカニズムの改革深化、知的財産分野における国際協力と交流の促進、知的財産分野の国家安全の保障という6つの面からモデル区建設の重点任務を明確にした。
その中で、知的財産分野における国際協力と交流の促進に関して、外国権利者とのコミュニケーションのチャンネルを拡大し、国内外の企業や業界団体、商工会議所との情報交換を強化し、外国関連の重大な知的財産権紛争の情報共有及び緊急対応メカニズムを整備し、外国の権利所有者の懸念に積極的に対応するとしている。
出所：中国保護知識産権網
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